それぞれの道へ・・・

 昨日、カナクラーヴォ 第3期生の卒団式が感動の中、盛大に執り行われました。親への感謝の言葉、態度は(我々もきっと、そうだったように)恥ずかしさや照れが先行してしまい、なかなか普段では言い表せないものです。しかし、立場が変われば見方も変わるんですよね。親となった今は、一言だけでもその魔法の言葉をかけて欲しいと思ってしまうんです。もし、その一言だけでも返してくれれば「よし、この子のためにもう一踏ん張りしようっ。」と、奮起して頑張れるんですよねぇ、親って・・・。そして、子供たちの謝辞の時にああやって改めて、真剣に感謝を伝えられてしまうともう、選手みんながわが子のように可愛く思えて、涙が止まらなくなってしまいました。子供子供と思っていても、この子達ももう、大人なんですね。言葉では言わなくとも、ちゃんと心では分かっていました。そんなことで、顔がグシャグシャになるぐらい涙、涙の感動的な式でありました。様々な工夫を凝らしたアトラクション等は卒団生の保護者全員が、一生忘れられない心に残るものとなりました。本会の企画、運営してくださった在団生の保護者の皆様、この素晴らしい時間をご提供頂き、本当にありがとうございました。今後のクラーヴォはより一層、大所帯となっていくものと思われます。そうなるとクラブ運営上、どうしても保護者のアシストが必要不可欠な時が多々あることでしょう。その時はどうか、保護者の力を結集してクラーヴォを、子供たちを後押しして頂ければご幸甚です。

 4月からは卒団する13名の選手それぞれが、それぞれの思いで新たな道を切り開いて行くことになります。サッカーでさらに上級のレベルを目指す者、クラーヴォで出来なかった悔しさをバネにサッカーを追求する者、またサッカーを離れ、別の道に進むと決断した者。選手それぞれの道は違うけど、間違いなくクラーヴォで皆が共有したこの3年間の年月はきっと、君たちのこれからの人生においての最高の味方で、最大の武器となることでしょう。
 
 最後に保護者としての淡い思いで大変恐縮ですが、出来ることなら・・・、さらに3年後、大学のステージでもこの13名が、再び1つの目標に向かって一緒に戦える日が訪れることを願って止みません。そして、保護者同士もまた、共に再会し、宴を囲みながら中学の頃の珍事、高校での武勇伝、大学での到達点等の話に花を咲かせたいなぁ・・・。このサポーターズブログも本日が最後になるかと思います。私も色々な思いや考えを好き勝手に書かせて頂きましたこと、本当に感謝いたします。
 
 結びに村田代表を筆頭に、クラーヴォ立ち上げから寄与して頂きましたコーチングスタッフの皆様、本当に3年間ありがとうございました。クラーヴォのモットー、勝利の原動力、One For All All For Win !! で新たなるクラーヴォ旋風を千葉に、関東に、全国に巻き起こすことを心よりご期待しております。